外国人の友達の日本語が少し気になっても、すぐに直す必要はありません。まず「直してほしい?」と聞く。希望があれば、タイミングと量を相談する。相手の話を聞くことと、日本語を教えることは、別々に選べます。
私たちLangmateのチームには、日本と世界各国出身のメンバーがいます。旅や世界の友達との交流が好きだからこそ、正しい文だけでなく、その人が伝えたかったことも大切にしたい。友達との近況報告を、抜き打ちテストにはしたくありません。
私たちが運営するLangmateにも、言葉を支援する機能があります。ただ、人同士の会話でどこまで直してほしいかは、その人に聞いてみるのが一番です。
最初に「今日はどちらがいい?」
勉強したい日もあれば、仕事の話をただ聞いてほしい日もあります。一度頼まれたからといって、毎回すべて直す約束とは限りません。
以下は説明用の会話例です。
“Would you like me to correct your Japanese, or would you rather just chat today?”
「日本語を直してほしい? それとも今日は普通におしゃべりしたい?」
直してほしいと言われたら、もう一つ。
“Would you prefer corrections right away or after you finish?”
「その場で直すのと、話し終わってからだと、どちらがいい?」
「今日は会話だけ」が答えでも、遠慮と決めつけずに受け取りましょう。教えないことも、相手の希望に合わせる方法です。
意味がわからないなら、添削より確認
待ち合わせの「今日」と「明日」が食い違うなど、そのままだと困る場合は、まず意味を確かめます。
“Do you mean today or tomorrow?”
「今日のこと? それとも明日?」
これは文法の採点ではなく、予定の確認。意図がわかってから、必要なら言い方を一緒に考えれば十分です。
一方、少し不自然でも意味が通じる表現なら、話の続きに返事をする選択もあります。「それでどうなったの?」を待っているところに、助詞の解説が三つ来たら、話の主人公が行方不明になってしまいます。
直すなら、一つだけ具体的に
訂正を望まれたときも、最初から全部を並べなくて大丈夫です。たとえば「昨日、映画を見ます」と書かれ、昨日見たという意味が確認できたなら、こんな返し方ができます。
「昨日の話だから、『見ました』が合うよ。どんな映画だった?」
直した箇所と理由を短く伝え、そのまま内容にも返事をする。相手のメッセージを、まるごと自分の文章に書き換える必要はありません。
別の自然な表現を紹介するときは、「間違い」と「他の言い方」を分けます。
“That makes sense. Another way to say it is…”
「意味は伝わるよ。ほかには、こういう言い方もできるよ。」
丁寧さや場面で変わる言葉なら、その条件も添えてください。自分でも説明に自信がなければ、「確認してみるね」で大丈夫。日本語を話す人でも、すべての文法を即答する係ではありません。
自分の英語もお願いするなら、相手に選んでもらう
日本語を手伝ったから、次は英語を直してもらえるはず。そう決めずに、こちらも頼んでみましょう。
“Could you check this one sentence when you have time?”
「時間があるときに、この一文を見てもらえる?」
断っても気まずくならない頼み方にすることが大切です。英語と日本語を話す時間そのものを相談したいときは、言語交換のバランスの伝え方をどうぞ。今回のポイントは、その中で「直すか、いつ直すか」を選ぶことです。
次の会話で、まず一言だけ
訂正の数より、また話したいと思えるやり取りを。今日は直してほしいかを聞くだけでも、相手の希望を知るきっかけになります。
外国人の友達と英語を使うことにも、正解だけでは測れない面白さがあります。誰かに伝えたい話があると、次に覚えたい一言も見つけやすくなります。
Langmateの公式サイトでは、チャットや言語サポートを紹介しています。無料で始められますが、利用範囲に制限があり、一部機能は有料です。機能も友達の手助けも使いつつ、相手の話そのものを楽しむ余白は残しておきましょう。

