外国人の友達と話すのは楽しい。でも、気づけば今日も日本語だけ。「英語を練習したくて始めたのに」と思ったら、次の会話で、短い英語の時間を提案してみましょう。相手の日本語を手伝うことと、自分の希望を伝えることは、両立できます。
Langmate(ラングメイト)は、日本に興味を持つ世界の人と交流できるアプリです。好きな映画の話で盛り上がる日もあれば、使いたい言語がすれ違う日もあるでしょう。そんなとき、私たちが大切にしたいのは、どちらかが黙って先生役を引き受け続けないことです。
「日本語をやめて」より、「英語も使いたい」
相手は、あなたも日本語で話すほうが楽しいと思っているかもしれません。日本語が続く理由は、まだわかりません。まず、自分の希望から伝えてみてください。
ここからのフレーズは、実際の体験談ではなく、場面に合わせて使える会話例です。
I enjoy chatting with you. I’d like to practise my English too. Could we use English for a little while?
あなたと話すのは楽しいよ。私も英語を練習したいんだ。少し英語で話してもいい?
「毎回、日本語ばっかりだよね」と過去の採点を始めるより、次にどうしたいかを相談する。一緒に楽しく話したいからこそのお願いです。
相手が英語を教えたい、あるいは英語が得意だとは限りません。「何語を練習したい?」「英語でも話せる?」も、本人に確かめておきましょう。
半分ずつにするなら、二人に合う区切り方で
「公平にしよう」と言っても、公平の形はいろいろあります。時間を決めて話すなら、例えば最初の10分を英語、その次の10分を日本語に。チャットなら、今日の夕飯の話は英語、そのあとの旅行の話は日本語、と話題で分ける方法もあります。
How about ten minutes in English, then ten minutes in Japanese?
英語で10分、そのあと日本語で10分はどう?
Could we talk about dinner in English, then switch to Japanese for your travel plans?
夕飯の話は英語でして、そのあと旅行の予定は日本語で話さない?
これは提案例で、守るべき比率ではありません。長文一通と短い一言を同じ「一往復」に数えても、満足度まで同じにはならないものです。会話を帳簿にしなくても大丈夫。試したあとに「このやり方、どうだった?」と聞いて調整しましょう。
日本語に戻ったら、合図を一つ
例えば、こんな架空の会話。英語で映画の感想を話すはずが、相手の「最後、泣いた?」につい日本語で答えて、気づけば結末の解説までしていました。
「ごめん、また日本語になっちゃった。あの場面の話だけ、英語で言ってみてもいい?」
「もちろん!話に夢中になってた。日本語のほうが話しやすいのかなと思って」
相手の返事を聞いて、少し肩の力が抜ける。「練習させてくれない」と思っていたけれど、こちらの希望が伝わっていなかったのです。
「I cried a little. ……少しって言ったけど、本当はすごく泣いた」
「Me too. 私も!」
二人が笑えたのは、英文が立派だったからではなく、同じ場面で泣いていたとわかったから。途中で日本語を借りても、伝えたかった感想には届いています。切り替えの合図には、こんな一言も使えます。
Can we switch back to English? I want to try explaining this part.
英語に戻してもいい?ここを英語で説明してみたいんだ。
言えない単語だけ調べて、英語に戻ってもいい。「英語の時間に日本語を使ったから失敗」と厳しくしすぎると、話したかった映画よりルールのほうが主役になってしまいます。
添削もほしいなら、量を絞ってお願いしてみましょう。
Could you help me with this one sentence?
この一文だけ、見てもらえる?
頼まれた側にも、引き受けない自由があります。相手の日本語を直すときも、同じように希望を聞いてから。
合わない日は、全部を我慢しない
「今日は日本語だけがいい」と言われて、自分にも余裕があるなら、そういう日があってもいいでしょう。疲れていて難しければ、短く終える提案もできます。
I’m a bit tired today. Could we keep it short and try both languages next time?
今日は少し疲れているんだ。今日は短めにして、次は両方の言語を使ってみない?
何度相談しても英語を使う機会がないなら、練習する相手を別に探す選択肢もあります。その友達との関係をすぐに終わらせなくても、映画を話す相手と、英語を練習する相手が別でかまいません。一人の友達に、全部をお願いしなくていいのです。
英語の時間に、何を話したい?
Langmateには翻訳・添削・返信サポートや音声メッセージがあります。機能の詳細は公式サイトで確認できます。英語で短い感想を考えたり、お互いが希望すれば声でも伝え合ったり。助けを借りながら、自分の言葉で言いたいことを一つ用意してみましょう。
練習の続け方は、外国人の友達との会話を英語を使う機会につなげる記事でも紹介しています。
次の会話では、「英語も使いたい」のあとに「この映画の話がしたい」を添えてみませんか。配分の相談が済んだら、今度は中身を楽しむ番です。

