「日本語が上手じゃないと、自分が話しかけたら迷惑かな?」
日本人の友達を作りたい海外の人の投稿には、そんな不安が書かれていることがあります。こちらが英語に自信を持てずにいる間に、相手も日本語を心配している。お互いに遠慮していたら、会話が始まる前に距離が変わってしまいそうです。
日本人の友達になりたい外国人が知りたいのは、日本の文化や観光地だけとは限りません。どう話しかけたらよいか、どこまで質問してよいか、拙い言葉をどう受け取られるか。気後れするまでの、小さな迷いもあります。
この記事では、日本と世界各国出身のメンバーで構成されるLangmate運営チームが、海外掲示板Redditに公開された質問や悩みを整理し、外国人が日本人の友達を作る際に抱える5つの疑問とその背景について解説します。
1. 「日本語がまだ下手でも、話しかけていい?」
日本語文化に影響を受け、語学や文化の創作をしている投稿者は、日本人と話したい一方、不慣れな日本語で相手の負担にならないかと心配していました。日本を訪れた際、学んだ日本語を実際に使うことには、忘れられない経験だったそうです。
話したくないのではなく、話したいからこそ慎重になる。その気持ちは、外国語でメッセージを送ったことがある人なら想像できるのではないでしょうか。もし日本語を勉強中の人と知り合ったら、「短い日本語でも大丈夫。わからないときは聞いてね」と伝えてみる。間違いをすべて直すより、まずは会話の内容に返事をする。そんな接し方を、私たちは大切にしたいと思います。
日本に興味のある海外の人と、趣味や日常の話からつながるLangmateのチームも、旅や友達作りが好きです。語学を学ぶ目的が「もう一度、あの人と話したい」が加わるのは、うれしいことですよね。
2. 「どんなゲームなら、一緒に遊べる?」
同じ投稿では、ゲームを通じて日本人の友達ができたという回答を受け、投稿者がゲーム名や交流した場所を尋ねていました。
これは、会話のきっかけとして具体的です。「日本では何が人気?」から、「あなたは何か遊んでいる?」へ。答え次第では、そのまま一緒に楽しむ予定まで生まれそうです。
ゲームに詳しくなくても、映画、写真、音楽、スポーツならどうでしょう。
- 「最近、古いカメラで写真を撮ってる」
- 「休みの日はバドミントン。シャトルを打っている時間も長いけど」
こんな自己紹介には、その人の休日が見えます。特定の分野で知識がなくても、話題にはなるのです。
3. 「いろいろ質問したら、踏み込みすぎになる?」
興味がある話題を見つけ、答えをもう少し詳しく聞く。先輩の投稿者は、そんな会話の進め方まで、日本人に受け入れられないかと気にしていました。
質問が多い相手に対して、「どうしてそんなに聞くんだろう」と感じることもあります。でも、その人は、会話を続けようと一生懸命なのかもしれません。
もちろん、答えたくないことまで話す必要はありません。「仕事の詳しい話はあまりしないんだ、休日はよくライブに行くよ」と、自分の言葉を少し具体的にする。それだけでも、会話を続ける気があるかどうかが伝わるはずです。
話題の交換を希望する相手なら、こんな伝え方もできます。
Would you like to chat about travel in Japanese and English?
日本語と英語を混ぜて、旅行の話をしませんか?
自分がしてほしいことに加えて、相手も楽しめそうな話題を提案する。友達作りでも言語交換でも、大切にしたい部分です。
4. 「『行こう!』って、本当に会いたいという事?」
大勢の人が集まる海外の掲示板には、こんな経験がありました。知り合った日本人を誘うと、前向きな返事は来る。けれど、日程が決まらない。相手は本当に会いたいのか、それとも社交辞令で返しているだけなのか、判断できずにいるという相談です。
これは、日本人同士でも迷うところです。「今度」が具体的な予定のどこにも見つからない、という経験はありませんか。
会いたい気持ちがあるなら、日程を一つ加えると伝わりやすくなります。
「行きたい! 今週は忙しいけど、来週の土日はどう?」
まだ予定がわからないなら、「予定を確認して、金曜日までに返事するね」と伝えておく。相手の期待を裏切らないように言葉を少し具体的にする。それだけでも、目の前の相手の迷いを減らせそうです。
5. 「『外国人の知り合い』から、どうしたら親しい友達になれる?」
日本に長く住む別の投稿者は、日本人との付き合いをどう深めればよいかと悩んでいました。「外国人の友達」という枠で見られたり、英語で話すことを期待されたりするだけで、もっと親しい関係を築きたいという思いが綴られています。
国や言葉への興味から知り合うのは、自然なことです。その後で、相手自身について知る時間も増やしていけたらいいですね。
好きな音楽。苦手な早起き。最近始めた趣味。前に話していた、少し気の重い予定など。
※Langmate公式Instagram/YouTubeより
「日本を10点満点で評価するとしたら、何点?」
今回は、日本の食事、電車、清潔さ、ショッピングなど、いろいろな項目を実際に採点してもらいました。
来日前からある程度イメージしていた部分もあったそうですが、実際に日本を訪れてみると、その印象が変わった項目もあったようです。
なかでも特に印象に残っていたのが、日本の「おもてなし」。
人への気配りや細やかな対応について、「アメリカではあまり経験したことがない」と感じたそうで、ほかの項目につけた点数まで見直したくなるほど驚いたと話してくれました。
もちろん、すべての評価が単純に決まったわけではありません。項目によっては意見が分かれ、話しているうちにお互いでちょっとした議論になる場面も。
こうした「実際に来てみてどうだった?」という話は、外国人と仲良くなるときにも使いやすいテーマです。
- 「日本に来る前と後で印象が変わったことは?」
- 「日本で一番驚いたことは?」
- 「自分の国と比べて、どっちが違うと思う?」
そんな質問から、その人が日本でどんな経験をして、何を面白いと感じたのかが見えてきます。
LangmateではInstagramで、日本を訪れている外国人の皆さんに街頭インタビューを行い、日本の食事や文化、日常生活、日本への印象などを通して、世界各国のリアルな価値観や考え方を紹介しています。
外国人の人たちが実際に日本を訪れて何を感じたのか気になった方は、Langmate公式Instagramもチェックしてみてください👍
「そういえば、あれはどうだった?」
そんな一言には、前の会話を覚えていたことが表れます。毎回、新しい文化の話題を用意する必要はありません。1回に見る作品の続きを待つように、友達との楽しみです。
今回の投稿からわかるのは、「日本人と話してみたい」と同時に、「相手にどう思われるだろう」と迷う気持ちが伝わってきました。外国人の友達を作りたい日本人にも、覚えのある不安ではないでしょうか。
だから、自分の好きなことや、話しやすい言葉を少し見せてみる。「音楽の話なら大歓迎」「日本語と英語を混ぜても大丈夫」。その一文があれば、相手も声をかける糸口を見つけられます。
Langmateで気になるプロフィールを見つけたら、共通の趣味を一つ探してみてください。翻訳や添削のサポートも、言葉に迷ったときに使えます。
最初の質問は、「最近、何を楽しんでる?」くらいでも十分。返ってきた答えに興味が湧いたら、もう少し聞いてみましょう。
新しいつながりは、ここからはじまる。
日本にいながら世界中の友達と話そう。言語交換も、国際交流も、Langmateでもっと身近に。


