「外国人の友達と話してみたい。でも、日本の何を紹介すればいいんだろう?」
そう考えて、頭の中で京都のお寺や日本の歴史を探し始めていませんか。詳しく説明できなくても大丈夫です。あなたが昨日食べたものや、休日の過ごし方も、会話の入口になります。
話題に迷ったら、食べ物、日本旅行、共通の趣味、普段の暮らし、日常で使う日本語から、相手が興味を持っているものを探してみましょう。外国人全員が同じ話をしたいわけではありませんが、具体的な質問につなげやすい話題です。
国際交流基金の調査でも、日本語を学ぶ目的としてアニメ・マンガや観光旅行が挙げられており、日本へ関心を持つ入口は幅広いです。この記事では、私たちLangmate運営チームが、相手のプロフィールから見つける「会話が広がる5つの話題と聞き方」を実例とともに解説します。
1. 食べ物:思い出や暮らしに話を広げる
「寿司は好き?」から始めてもよいですが、もう一歩だけ具体的にしてみませんか。
- 「日本に来たら、最初に何を食べたい?」
- 「旅行中は、初めて見る料理も注文する?」
- 「家でよく作る料理はある?」
食べ物なら、相手の暮らしや思い出にも話を広げられます。
※Langmate公式Instagram/YouTubeより
以前紹介した、イタリア出身の方に日本料理とイタリア料理について尋ねたインタビューでも、印象的だったのは自国の料理への熱い思いでした。料理を比べる質問から、その人が大切にしているものが伝わってきたのです。
この一人の反応を国全体の特徴にはできませんが、食べ物の話が「おいしいね」の先に進む例として参考になります。「どちらが好き?」に続けて、「どうして?」「子どもの頃から食べていたの?」と聞いてみたくなりますよね。
自分でも海外の人と話してみたいなら、Langmateで日本に関心のある相手を探してみませんか。プロフィールに好きな食べ物や趣味が書いてあれば、最初のメッセージのヒントになります。
2. 日本旅行:自分の経験からおすすめを話す
日本旅行を計画している人には、あなた自身のおすすめを話す方法もあります。「東京でおすすめは?」と聞かれると、壮大な旅行プランを作りたくなりますが、まずは相手の好みを聞いてみましょう。
What do you enjoy most when you travel—food, nature, or shopping?
旅行では、食べ物、自然、買い物のどれが一番楽しみ?
好みがわかれば、「私は朝の公園を散歩するのが好き」「雨の日なら美術館によく行く」と、自分の経験から話せます。有名な観光地を網羅しなくても、一つのおすすめに「なぜ好きか」を添える。それが、その人から聞く面白さになります。
知らない街について聞かれたら、「行ったことがないから、詳しくはわからない」で大丈夫です。日本人になった日から、全国の乗り換え案内まで頭に入っているわけではありません。
3. 共通の趣味:感想を交換して楽しむ
アニメや音楽、ゲームなどの趣味も、共通点を見つける入口です。ただ、「外国人だからアニメが好きだろう」と決めつけず、相手が書いている作品名や、会話に出てきた話題を拾ってみてください。
同じ作品が好きなら、「好きなキャラクターは?」「あの場面、どう思った?」と感想を交換できます。知らない作品なら、こう聞いてみましょう。
I haven’t seen it yet. What do you like about it?
まだ見ていないんだけど、どんなところが好き?
日本の作品だからといって、自分のほうが詳しくなければいけないこともありません。おすすめを教えてもらったら、見たあとに感想を送る。それだけで次の会話につながります。結末の話は、お互いに見終わったことを確認してから。友情より先にネタバレが届くのは避けたいところです。
4. 普段の暮らし:自分の日常を具体的に伝える
観光では見えにくいことを知りたい人なら、「平日の昼ごはんはどうしている?」「仕事や学校のあとは何をする?」といった話が面白いかもしれません。
自分では地味だと思う出来事でも、具体的に話すと相手が参加できる余地が生まれます。
「今日はスーパーで焼き芋を買ったよ。あなたの街では、秋にどんなものを食べる?」
これなら、自分の日常を伝えながら、相手の暮らしも聞けます。私たちが大事にしたいのは、「日本ではみんなこうする」と広げすぎず、「私はこうしている」「私の家ではこうだった」と話すこと。相手にも、一人の経験として受け取ってもらえます。
5. 日常で使う日本語:お互いの希望を確認する
日本語を勉強している相手なら、友達同士で使う表現も話題になります。
たとえば、「お疲れさま」はどんなときに使うのか。「ありがとう」と言われたら、普段はどう返すのか。自分には当たり前の言葉ほど、説明しようとすると少し考えますよね。
ただ、会話中の日本語を全部直そうとすると、お互いに落ち着かなくなることもあります。まずはこう聞いてみてください。
「日本語の間違いがあったら、直したほうがいい?」
今日は練習したいのか、気楽に雑談したいのか。希望を知ってからなら、手伝い方も選べます。
会話を広げるコツは「相手の答え+自分の話」
どの話題でも、会話を広げるときは、相手の答えに反応して、自分の話を少し添えることを意識してみましょう。
たとえば、相手が「日本ではラーメンを食べたい」と答えたら、
「私は味噌ラーメンが好き。寒い日に食べると、ついスープまで飲みたくなるんだ。こってりした味は好き?」
と返してみる。質問だけを続けるより、あなたの好みも伝わります。相手も「私は辛いものが好き」と、自分の話をしやすくなります。
まとめ:自分のことを知ってもらう会話から始めよう
最初から国際交流らしい、大きな話をしなくても構いません。好きな朝ごはん、繰り返し聴いている曲、最近ちょっと失敗した料理。そんな話を楽しめる相手が見つかると、「次は何を話そう」という緊張も少しずつ変わっていきます。
Langmateで気になる人を見つけたら、プロフィールから一つだけ話題を選んでみてください。「日本の何が好き?」のあとに、「私はね」と自分の話も添えて。日本について答えるだけでなく、あなた自身を知ってもらう会話を始めてみませんか。
新しいつながりは、ここからはじまる。
日本にいながら世界中の友達と話そう。言語交換も、国際交流も、Langmateでもっと身近に。


