外国人と話してみたい。でも、最初のひと言が出ない。
頭の中では自己紹介まで済んでいるのに、口から出たのは「Hi」だけ。アプリなら、メッセージを書いては消して、結局送れないこともありますよね。
外国人に初めて話しかけるときは、挨拶に、その場や相手に合った短い質問を一つ添えてみましょう。アプリならプロフィールの趣味、交流イベントなら参加したきっかけなど、相手が答えやすい話題から始めるのが、自然な会話のスタートです。
気の利いた冗談も、長い自己紹介も必要ありません。まずは「あなたと少し話してみたい」という気持ちが伝わるひと言から。この記事では、私たちLangmate運営チームがおすすめする、相手と場面に合わせた具体的な英語例文をご紹介します。
最初のひと言は、相手と場面に合わせる
同じ英語でも、使う場面によって自然さは変わります。
アプリで映画好きの人に送るなら、映画の話。イベントで隣になった人には、そのイベントの話。話しかける理由がわかると、相手も返事を考えやすくなります。
| 場面 | 最初のひと言 | 日本語の意味 |
|---|---|---|
| アプリで映画好きの相手に | Hi! What movies have you watched lately? | こんにちは!最近、どんな映画を観ましたか? |
| プロフィールに旅行写真がある | Hi! Where was your profile photo taken? | こんにちは!プロフィールの写真はどこで撮ったの? |
| 国際交流イベントで | Hi, I’m Yuki. Is this your first time at this event? | こんにちは、ユキです。このイベントは初めてですか? |
| 友達の集まりで | How do you know Mika? | ミカとはどういう知り合いですか? |
| 日本旅行中の相手に | How’s your trip going? | 旅行はどうですか? |
名前は自分や共通の知人に置き換えてください。見た目だけで旅行者や英語話者だと決めつけず、相手についてわかっていることから話題を選びましょう。
アプリでは「Hi」にプロフィールの話題を足す
外国人の友達を作りたいなら、最初のメッセージを書く前に、相手のプロフィールを少し読んでみてください。
たとえば、ゲームが好きな人には、
こんにちは!私もゲームが好きです。最近は何をプレイしていますか?
Hi! I’m into games too. What are you playing these days?
猫の写真があれば、
こんにちは!猫がとてもかわいいですね。名前は何ですか?
Hi! Your cat is so cute. What’s its name?
「趣味は何ですか?」と広く聞くより、書かれていることに触れるほうが、相手への関心が伝わります。ただし、「私も好き」と書くのは本当に好きなときだけ。知らない作品なら、素直に聞いてかまいません。
そのアニメはまだ観ていません。どんなところが好きですか?
I haven’t seen that anime yet. What do you like about it?
知らないことも、会話の入口になります。Langmateは、日本に興味のある海外ユーザーや、世界中の人とつながれる国際交流アプリです。プロフィールや趣味を見て相手を探し、マッチしたらチャットを始められます。
「この人とは音楽の話ができそう」。そんな相手を見つけたら、短い質問を一つ送ってみてください。
対面では、目の前にあるものを話題にする
対面で初めて話すなら、同じ場所で見ているものや体験していることが手がかりになります。
たとえば、食べ物の並ぶイベントなら
これ、食べてみましたか?おいしそうですね。
Have you tried this? It looks good.
音楽イベントで隣になった人には、
このバンドを観たことはありますか?
Have you seen this band before?
もちろん、相手が食事や作業に集中していたり、急いでいたりするなら無理に話しかけなくてかまいません。交流イベントなど、会話をする目的で集まる場所のほうが始めやすいでしょう。
※British Councilでも、挨拶のきっかけとして、その場の環境や共有している体験に触れる方法を紹介しています。
参考:British Councilの英会話ガイド
返事が来たら、「反応+自分の話+質問」
最初のひと言より困るのが、その次かもしれません。
おすすめは、相手の答えに反応し、自分のことを少し話してから、関連する質問をすることです。毎回すべてを入れる必要はありませんが、質問だけのやり取りを避ける助けになります。
あなた:What movies have you watched lately?(最近、どんな映画を観ましたか?)
相手:I watched a horror movie last night.(昨日の夜、ホラー映画を観たよ。)
あなた:Oh, nice! I like horror movies, but I can’t watch them alone. Was it scary?(いいね!ホラー映画は好きだけど、一人では観られないんです。怖かった?)
相手の返事を受けて、自分の好みも伝えています。映画の題名を知らなくても、会話は続けられます。質問を五つ用意するより、返ってきた答えを一つ拾う。次の質問を探すことに夢中になると、目の前の返事を読み飛ばしてしまいます。
相手からの返事に相槌を打つ
相手の答えに共感したり、興味を持ったりした時は、簡単な相槌を打つと会話が弾みます。
- That sounds fun! ― 楽しそう!
- Me too! ― 私も!
- I haven’t tried that. ― それは試したことがないです。
- What was it like? ― どんな感じでしたか?
相手の話に合うものを選びましょう。「Me too!」は便利ですが、何にでも使うと、知らないうちに同じ趣味や経歴が増えてしまいます。
街頭インタビューも参考にしてみて
外国人と話していると、「そんなところが好きなの?」と驚くことがあります。
※Langmate公式Instagram/YouTubeより
今回の街頭インタビューでは、日本とドイツの食事やコンビニ、缶ゴミ、トイレ、ファッションなどを写真で見比べ、それぞれ10点満点で評価してもらいました。なかでも日本の食事やトイレは高評価。日本で暮らしていると当たり前になっているものでも、海外から来た人には全く違った見え方をしていることがあります。
こういう「日本とあなたの国ではどっちが好き?」という話題は、外国人と仲良くなるときにも使いやすい質問です。
- 「日本のコンビニってどう?」
- 「日本食で一番好きなのは?」
- 「自分の国と日本なら、住むならどっち?」
正解がないからこそ、相手の考え方や普段の生活が見えてきます。そこから「自分はこう思う」と返せば、会話も自然に続いていきます。文化の違いは、恐る恐る勉強するものというより、友達との会話を面白くしてくれるネタの一つです。
LangmateではInstagramで、日本を訪れている外国人の皆さんに街頭インタビューを行い、日本の印象や恋愛、文化、日常生活などを通して、世界各国のリアルな価値観や考え方を紹介しています。
英語が聞き取れないときは、聞き直していい
話しかけたら、予想より長い英語が返ってきた。うれしい。でも、半分くらいわからない。
そんなときは、わかったふりをするより、短く聞き直しましょう。
Could you say that again?
もう一度言ってもらえますか?
Could you speak a little more slowly?
もう少しゆっくり話してもらえますか?
チャットでわからない表現があれば、
What does 〇〇 mean?
「〇〇」はどういう意味ですか?
翻訳アプリを使っていることも、ひと言伝えておきます。
I’m still learning English, so I use a translation app.
英語は勉強中なので、翻訳アプリを使っています。
最初からすべて聞き取れる必要はありません。わからなかった部分を確かめることも、会話を続ける力です。
初対面では、話題と距離感を少し控えめに
年齢、住まい、恋人の有無、宗教や政治など、関係ができる前に踏み込まないほうがよい話題です。外見や国籍から相手の好みを決めつけることも避けましょう。
「日本は好き?」だけでなく、相手自身が好きなことにも関心を向けてみてください。日本の感想を聞かれることに慣れている人には、趣味の話のほうが新鮮かもしれません。
また、返事が短いからといって、必ずしも嫌がっているとは限りません。ただ、忙しそうだったり会話を広げる様子がなかったりしたら、無理に続けず、
Nice talking to you. Enjoy the event!
話せてよかったです。イベントを楽しんでくださいね!
と終えてかまいません。短い会話でも、気持ちよく話せたなら十分です。
まずは、使えそうなひと言を一つ
例文を全部覚える必要はありません。映画、ゲーム、旅行、食べ物。自分が本当に聞いてみたい話題を一つ選んでみてください。
相手の答えに「私も」「それは知らなかった」と返せたら、もう会話は始まっています。Langmateには、メッセージの翻訳・添削・返信サポートがあります。言葉に迷ったときは助けを借りながら、自分の気持ちに合う文章を送ってみましょう。
最初の目標は、相手を笑わせることでも、流暢な英語を披露することでもなく、ひとつの返事を交わすこと。
「Hi」の後に、あなたが気になったことを少しだけ添えてみてください。
新しいつながりは、ここからはじまる。
日本にいながら世界中の友達と話そう。言語交換も、国際交流も、Langmateでもっと身近に。


